金銭貸借の問題は、通常金銭の貸し借りといわれるもので、民法では消費貸借契約(587条~592条)と言っています。

金銭貸借のトラブルは、大きく分けて、

  1. お金を貸したかどうかが問題となっている場合
  2. お金を貸したことは争いないが、借りた者が貸した者に約束通り返さない場合

とがあります。

1.については、口頭でお金の貸し借りをしていると生じる問題であり、この場合、お金を貸したことの証拠の有無が問題となり、証拠が不十分であれば、貸したことを証明できず、返済を求めることができない場合もあり得ます。

2. については、金銭の返還をどう求めていくかであり、債権回収の問題です。 この場合、返済すべき者(債務者といいます。)に資力があるかどうかが問題となり、債務者に資力があれば、さまざまな方法を駆使して回収を図ることは可能ですが、債務者に資力がないと債権回収をあきらめなければならない場合もあり得ます。