我が国では、資本金1億円未満の中小規模の会社が、すべての会社に占める割合は約99%です。

企業経営のトラブルもこのように中小規模の会社のトラブルが大半を占めており、そこで発生する法律問題も会社法が想定している争いというよりも親族間、家族間のトラブルの延長線上に会社の問題も絡んでいるという争いがほとんどです。しかしながら、会社の問題であるのであれば、会社法の規定に則り、法の規定に反しないようにする必要があり、十分な準備と根回しをする必要がある場合もあります。

中小企業の会社内のトラブルについては、一度、会社の定款や就業規則などを見直すなどしてその会社にふさわしい規律にしておく必要があります。

会社と取引先とのトラブルとしては、契約締結上の問題や債権回収などがありますが、これらは、一般民事上の私人間のトラブルの解決策と大きな差はありません。